Splatoon2の曲「Undertow」の好きなところを語る

音楽

Splatoonではロックな曲、楽しい曲、パリピな曲が多い中、ちょっと珍しくアンニュイな印象の曲。
この歌を聴いてると(勝手な)イメージがぶわ〜〜っと湧いてくるので書き留めてみます。

放課後、夕焼けの教室を背景にした青春群像劇が見える

すでに何を言っているかわからないと思うのですが、タイトルの通りです。新進気鋭のロックバンド、Wet Floor による「Undertow」を聴いていると、イカちゃんたちの青春群像劇が目に浮かぶのです。

最初のイントロから既に青春の焦燥感を感じる

小気味よいリズムのギターのフレーズから始まりますが、イントロからは既に一筋縄ではいかない青春の雰囲気が滲み出ています。
持て余した若さ、将来への漠然とした不安、すれ違う想い、得体の知れない焦燥感、ビンビン伝わってきます。
登場人物がみんな主人公、そんな青春群像劇みを感じます。

こんな感じ(イメージ)

ボーカルの歌い出しの前にある2拍の間が最高

0:14から歌が始まるのですが、その直前にギターやドラムなど全ての楽器の演奏が止まり、無音になる瞬間があります。
音楽的にはよくあるメジャーな手法だと思うのですが個人的にはこれが大好きで、「Undertow」の雰囲気にとてもよくマッチしています。
これから始まるめくるめく青春にフォーカスを置くための素晴らしい演出です。激アツ。

男性ボーカル・女性ボーカルがいてさらに青春感マシマシ

男性(風)ボーカルから歌がスタート。イントロに負けないアンニュイみを持つメロディーを歌い上げています。
上がるの?下がるの?というどっちつかずな浮遊感のあるメロディーで、若さゆえの不安定さを表しています。

8小節歌ったのちに女性(風)ボーカルへスイッチ。男女ボーカル(多分)のユニットが歌うことで、男子も女子も感情移入しやすいように作られています。さすがすぎ。一生ついてく。

~念のため調べた~

やっぱりボーカルは男女だった!
このリアルにいそうな感じほんとたまらんw

ラップも盛り込み、HIPでHOPな心も忘れない

ドラムベースのかっこいいラップ(?)パートも盛り込まれています。若者といえばラップですからね。ちょいワル気取りたい年頃に刺さるはずです。

サビでボーカルがおまけになるのが逆に熱い

Splatoon2の楽曲は人間界の世に出ている曲の大半と違い、ボーカルの休みパートがかなり多いです。サビになるとボーカルが引っ込んでギターなどが暴れ回る、というのが珍しくありません。
「Undertow」もその例に漏れず、メインに躍り出たキーボードの合いの手みたいなポジションになっています。
ボーカルが必ずしもメインにならない構成ってええなあ、と思ったのでした。

サビ終わりの忍者みたいなキレのある掛け声も好き。

ベースがかわいい

実は、バンドの中だったら一番ベースが好きです。低すぎて聴き取れないことも多いですが、割と注目(注耳?)して聴いてます。

「Undertow」で一番かわいいベースは、サビの4小節目(0:52くらい〜)に入る「ンデ・ンデ・ンデ・ンデ♪」だと思います。愛嬌がある。
イントロの「ンーデ・ンデ・ンデ・ンー♪」も好きです。

余談ですが、リピート前のベース2小節がなぜかいつもリズムがとれず、躓いてしまいます。え?今どこ?何拍目??ってなって自分を見失います。不思議。

「Undertow」妄想の総括

ここまで書き切りましたが、作曲者が何一つ込めてないものを受信している自覚はあります。

そもそも「Undertow」は、「岸から返す引き波・水面下の逆流」といった意味だそうです。そう考えるとイカちゃんの青春群像劇はそんなに遠くないような気もしますね。(懲りていない)

みなさんはどんな映像を受信しましたか? 「私はこんな妄想をしました」というコメントお待ちしてます。

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