スプラトゥーン2 全ステージの日本語・英語表記 一覧【読み方・魚の解説付き】

Bバスパーク = Blackbelly Skatepark(ブラックベリースケートパーク) ステージ

こんにちは、オーバーフロッシャー派のゴン(@GonManiatoon)です。

Splatoon2 は英語版でプレイしているんですが、ステージ名が日本語版と英語版でけっこう違っていておもしろいです。
魚の種類の違いなども比較すべく、全て調べてみました。

※ 各見出しはそれぞれ、「日本語ステージ名 = 英語ステージ名(カタカナ読み)」となっています。

  1. ムツゴ楼 = Skipper Pavilion(スキッパーパビリオン)
  2. アンチョビットゲームズ = Ancho-V Games(アンチョゥヴィーゲームズ)
  3. ホテルニューオートロ = New Albacore Hotel(ニューアルバコアホテル)
  4. スメーシーワールド = Wahoo World(ワフーワールド)
  5. モンガラキャンプ場 = Camp Triggerfish(キャンプトリガーフィッシュ)
  6. ショッツル鉱山 = Piranha Pit(ピラーニャピット)
  7. アジフライスタジアム = Goby Arena(ゴゥビーアリーナ)
  8. アロワナモール = Arowana Mall(アロワナモール)
  9. デボン海洋博物館 = Shellendorf Institute(シェレンドーフインスティテュート)
  10. ハコフグ倉庫 = Walleye Warehouse(ウォールアイウェアハウス)
  11. ザトウマーケット = MakoMart(マコマート)
  12. Bバスパーク = Blackbelly Skatepark(ブラックベリースケートパーク)
  13. エンガワ河川敷 = Snapper Canal(スナッパーキャナル)
  14. モズク農園 = Kelp Dome(ケルプドーム)
  15. マンタマリア号 = Manta Maria(マンタマリア)
  16. バッテラストリート = The Reef(ザ リーフ)
  17. タチウオパーキング = Moray Towers(モレイタワーズ)
  18. ホッケふ頭 = Port Mackerel(ポートマッカレル)
  19. コンブトラック = Humpback Pump Track(ハンプバックパンプトラック)
  20. 海女美術大学 = Inkblot Art Academy(インクブロットアートアカデミー)
  21. チョウザメ造船 = Sturgeon Shipyard(スタージョンシップヤード)
  22. ガンガゼ野外音楽堂 = Starfish Mainstage(スターフィッシュメインステージ)
  23. フジツボスポーツクラブ = Musselforge Fitness(マッスルフォージフィットネス)

ムツゴ楼 = Skipper Pavilion(スキッパーパビリオン)

Splatoon2 ムツゴ楼 = Skipper Pavilion(スキッパーパビリオン)

skipper = 跳ねるもの

mudskipper =  ムツゴロウ

pavilion = 展示館、(本館から突き出た)別館、(庭園・公園の)休憩所

参考:ムツゴロウ(Wikipedia)

ムツゴロウ

ということで、ムツゴロウはほのめかされている感じ。
干潟で跳ねる魚なので、skipper(スキップするもの) は納得!

アンチョビットゲームズ = Ancho-V Games(アンチョゥヴィーゲームズ)

Splatoon2 アンチョビットゲームズ = Ancho-V Games(アンチョヴィーゲームズ)

anchovy = アンチョビ(カタクチイワシの塩漬けをオリーブオイルに浸したもの)

参考:アンチョビ(「調理」 素材を観察する楽しさ - キッチンは理科室 -)

アンチョビ

これはほぼオリジナルのまま。ブイの主張がかわいい。

ホテルニューオートロ = New Albacore Hotel(ニューアルバコアホテル)

ホテルニューオートロ = New Albacore Hotel(ニューアルバコアホテル)

albacore = ビンナガ(ビンチョウ)マグロ

参考:ビンナガ(Wikipedia)

ビンナガ

アメリカのお寿司屋さんのメニューでもよく見ます、アルバコア。マグロだったんだな……(なんかタイだと思ってた)

オリジナルステージ名の「オートロ」の語感は本当に素晴らしい。英語でそこまで再現できなかったのは残念だけど、とてもよく健闘したと思います。

スメーシーワールド = Wahoo World(ワフーワールド)

スメーシーワールド = Wahoo World(ワフーワールド)

wahoo = カマスサワラ

参考:カマスサワラ(Wikipedia)

カマスサワラ

正直「ヤフー!」みたいなノリの言葉からきてるんだろうなと思っていたので、ちゃんとした魚の名前だったことに驚いています。マジなのか。
この Wahoo は「和風」とも掛かっていると耳にしたこともありますが、真相はわかりません。

モンガラキャンプ場 = Camp Triggerfish(キャンプトリガーフィッシュ)

モンガラキャンプ場 = Camp Triggerfish(キャンプトリガーフィッシュ)

triggerfish = モンガラカワハギ

参考:モンガラカワハギ(Wikipedia)

モンガラカワハギ

そもそもモンガラって?? と思っていましたが、カワハギだった模様。

今のところ、どのステージも日本語から忠実に訳されている感じです。
余談ですが、個人的にはこのステージ苦手です。

ショッツル鉱山 = Piranha Pit(ピラーニャピット)

ショッツル鉱山 = Piranha Pit(ピラーニャピット)

piranha = ピラニア

pit = 鉱山、炭坑、採掘場

参考:しょっつる(優しい塩味と熟成の旨みにヤミツキ♪秋田の「しょっつる」の使い道は無限大です | ポジポス)

しょっつる

参考:ピラニア(Wikipedia)

ピラニア

ついに英訳できないステージが出てきましたね。笑

そもそも、しょっつるは「秋田県で作られる魚醤ぎょしょう(魚類と塩を元にした液状の調味料)」とのこと。絶対英訳無理じゃん。

ピラニア感があるかはよくわからないしステージとしては苦手なんだけど、英訳版のステージ名の中ではけっこう好きな名前。

アジフライスタジアム = Goby Arena(ゴゥビーアリーナ)

アジフライスタジアム = Goby Arena(ゴゥビーアリーナ)

goby = ハゼ

arena = 試合場、競技場、アリーナ

参考:アジ(Wikipedia)

アジ

参考:ハゼ(Wikipedia)

ハゼ

なんと! アジでもフライでもない!
ちなみにアジ(マアジ)は「 horse mackerel(ホースマッカレル)」とのこと。
でもゴゥビーアリーナの語呂がいいので私は気に入っています。

アロワナモール = Arowana Mall(アロワナモール)

アロワナモール = Arowana Mall(アロワナモール)

arowana = アロワナ(古代魚)

mall = モール、ショッピングセンター、商店街

参考:アロワナ(Wikipedia)

アロワナ

めずらしく完全一致!
このステージで鳴るお知らせの放送が好きです。

デボン海洋博物館 = Shellendorf Institute(シェレンドーフインスティテュート)

デボン海洋博物館 = Shellendorf Institute(シェレンドーフインスティテュート)

Shellendorf = ブキノサイ(ブキチのおじいちゃん)

institute = 研究所、会館、機関、学会、協会

参考:デボン紀(Wikipedia)

参考:SheldonAmmoses ShellendorfShellendorf Institute(Inkipedia)

いちばん オイ!!! ってなったステージww なんだこれはww 辞書で調べても出てこないはずだww
ちなみにブキチの英語名は「 Sheldon(シェルドン)」。なる、ほど……

海外のスプラトゥーンまとめサイトによると、「施設の名前からすると、ブキノサイ( Shellendorf )によって設立されたか所有されているのだろう。まあブキノサイの名前がついてるのは英語版だけだけど」って書いてあってわろた。

ハコフグ倉庫 = Walleye Warehouse(ウォールアイウェアハウス)

ハコフグ倉庫 = Walleye Warehouse(ウォールアイウェアハウス)

walleye = ウォールアイ(ビードロスズキ)

warehouse = 倉庫

参考:はこふぐ(Honda 釣り倶楽部)

はこふぐ

参考:ウォールアイ(Wikipedia)

ウォールアイ

ハコフグじゃない。なぜ。
ちなみにハコフグを辞書で引くと「 boxfish / trunkfish 」と出てくるので、日英共にすごい倉庫にぴったりの魚だと思ったんですが……
これは想像ですが、「 Warehouse 」の頭文字と合わせたかったのかもしれませんね。

ザトウマーケット = MakoMart(マコマート)

ザトウマーケット = MakoMart(マコマート)

mako = (mako sharkで)アオザメ

mart = 市場、スーパーマーケット

参考:ザトウクジラ(Wikipedia)

ザトウクジラ

参考:アオザメ(Wikipedia)

アオザメ

クジラからサメに! けっこう印象が変わりますね。
英語版はリアルに身近にありそうなお店の名前で個人的にめっちゃ好き。
これも「 Mako 」と「 Mart 」の頭文字を揃えてリズムを作りたかった感じが汲み取れます。

Bバスパーク = Blackbelly Skatepark(ブラックベリースケートパーク)

Bバスパーク = Blackbelly Skatepark(ブラックベリースケートパーク)

blackbelly = お腹が黒い

skatepark = スケートボード場

日本語版の「Bバス」はブラックバスのことだと言われていますが、英語版の「 blackbelly 」は魚の名前ではなく、「黒いお腹の」という形容詞。

ちょっと調べてみたら、

  • blackbelly rosefish(カサゴ目の魚)
  • blackbelly triggerfish(モンガラカワハギ科の魚)
  • blackbelly salamander(クロハラサンショウウオ)
  • blackbelly sheep(羊の一種)

など、いろんな種類の魚に使われている上、魚じゃない動物にも使われています。

なので「 blackbelly 」だけでは特定できなさそうです――― と、ここまで書いてもしやと思ったのですが、「 blackbelly skate 」という種類の魚がいるのでは……? と浮かんだので調べてみました。

いました。

参考:Blackbelly skate = Breviraja nigriventralis / 和名:ハラグロヨロイカスベ(FishBase)

ハラグロヨロイカスベ

エイの一種! 名前の「 skate 」とスケートパークを掛けている! 英語ってほんとにもう!!

エンガワ河川敷 = Snapper Canal(スナッパーキャナル)

エンガワ河川敷 = Snapper Canal(スナッパーキャナル)

snapper = フエダイ

canal = 運河、人工水路

参考:フエダイ(Wikipedia)

フエダイ

調べたところ一般的な「エンガワ」に当たる英語はなさそうで、海外のお寿司屋さんのメニューには「 flounder Fin(ヒラメ・カレイのヒレ)」と書かれていることが多いようです。

ちなみに、河川敷を直訳すると「 riverbed 」になります。

モズク農園 = Kelp Dome(ケルプドーム)

モズク農園 = Kelp Dome(ケルプドーム)

kelp = 昆布

dome = ドーム、丸屋根、半球形の建物

参考:もずく(Wikipedia)

もずく

参考:昆布(Wikipedia)

昆布

もずくなんて海外の人絶対食べないじゃんと思ったらやはり。笑
調べてみると、もずくの学名の「 Nemacystus decipiens 」の他には「 mozuku 」くらいしか訳が出てきませんでした。笑

マンタマリア号 = Manta Maria(マンタマリア)

マンタマリア号 = Manta Maria(マンタマリア)

manta = マンタ(イトマキエイ)

maria = マリア(女性の名)

参考:サンタ・マリア号(Wikipedia)

サンタ・マリア号

参考:オニイトマキエイ(Wikipedia)

オニイトマキエイ

これも日英一緒ですね。

元ネタはコロンブスが乗っていた「サンタ・マリア号」だと思われます。スペイン語で「 Santa María 」は「聖母マリア」の意味。
こういうアホなパロディめっちゃ好き。笑

バッテラストリート = The Reef(ザ リーフ)

バッテラストリート = The Reef(ザ リーフ)

reef = 岩礁、暗礁(coral reef でサンゴ礁)

参考:バッテラ(WEB寿司図鑑)

バッテラ

参考:Reef(Wikipedia)

reef

これも絶対英訳無理じゃんと思ったら全然違う訳になっていますね。
岩礁やサンゴ礁を連想させるステージ名です。お店が集まっている場所みたいなので、イメージにぴったりですね。

他にも「(帆の)縮帆部」という意味もあり、海に関係が深いワードのようでナイスチョイスと言わざるを得ません。

タチウオパーキング = Moray Towers(モレイタワーズ)

タチウオパーキング = Moray Towers(モレイタワーズ)

moray = ウツボ

tower = 塔、タワー

参考:タチウオ(Wikipedia)

タチウオ

参考:ウツボ(Wikipedia)

ウツボ

タチウオ → ウツボにはなっていますが、長いところは似てる。
タチウオは英語だと「 largehead hairtail 」というそうで、ステージ名にするにはちょっと長すぎますね。
個人的には焼いたタチウオが好きです。身が柔らかくてうまい。

ホッケふ頭 = Port Mackerel(ポートマッカレル)

ホッケふ頭 = Port Mackerel(ポートマッカレル)

port = 港、荷役にやく口(船荷のあげおろしをする場所)

mackerel = サバ

参考:ホッケ(Wikipedia)

ホッケ

参考:サバ(Wikipedia)

サバ

そもそもふ頭(埠頭)とは、「船が横づけし、船客の乗降、貨物の荷役などが行われる場所」だそうです。

そしてホッケがサバになっていますが、ホッケは英語で「 okhotsk atka mackerel 」というそうなので、広義では同種と言えるのかもしれません。

コンブトラック = Humpback Pump Track(ハンプバックパンプトラック)

コンブトラック = Humpback Pump Track(ハンプバックパンプトラック)

hump = こぶ、丸い丘

humpback = 猫背の人、(humpback whale で)ザトウクジラ

pump = ポンプ、(ポンプのように)上下に激しく動かす

track = 走路、通り道、通路

なんとここでザトウクジラが出てきました!
コンブトラックはめちゃめちゃしっくりくるんだけど、ザトウクジラ……
「 hump 」や「 pump 」感は伝わってくるし、韻の踏み方は最高なんだけど、ザトウクジラ……(コンブの方が好きな顔)

ちなみに英語版、早口言葉レベルに言いづらい。u と a の発音に注意してトライしてみてください。↓
/ hʌmpbæk pʌmp træk /

海女美術大学 = Inkblot Art Academy(インクブロットアートアカデミー)

海女美術大学 = Inkblot Art Academy(インクブロットアートアカデミー)

inkblot = インクのしみ

art academy = 美術の専門学校、芸術院

参考:Rorschach test / Inkblot test(Wikipedia)

インクブロットテスト

これは日本語版めっちゃ好きwww 海女美ww おそらく多摩美術大学がモデルですね。笑

ちなみに、かのロールシャッハ・テスト(左右対称のインクの染みが何に見えるかというテスト)は英語で「 inkblot test 」というらしく、そう考えるとちょっと美大っぽくもあるような。
絶妙なワードチョイス。

チョウザメ造船 = Sturgeon Shipyard(スタージョンシップヤード)

チョウザメ造船 = Sturgeon Shipyard(スタージョンシップヤード)

sturgeon = チョウザメ

shipyard = 造船所

参考:チョウザメ(Wikipedia)

チョウザメ

このステージはひねりなくまんま直訳ですね。
ちなみにチョウザメは古代魚の分類になるそうです。
Splatoon3 が発売されるなら、次は「キャビア」のステージが出てくる予感がします。

ガンガゼ野外音楽堂 = Starfish Mainstage(スターフィッシュメインステージ)

ガンガゼ野外音楽堂 = Starfish Mainstage(スターフィッシュメインステージ)

starfish = ヒトデ

mainstage = 本舞台、メインステージ

参考:ガンガゼ / Diadema setosum(Wikipedia)

ガンガゼ

参考:ヒトデ(Wikipedia)

ヒトデ

なんとガンガゼ(ウニの一種)からヒトデへ!
音楽堂なので、ミュージシャン(スター)を連想させるヒトデにしたんでしょうか。

フジツボスポーツクラブ = Musselforge Fitness(マッスルフォージフィットネス)

フジツボスポーツクラブ = Musselforge Fitness(マッスルフォージフィットネス)

mussel = ムラサキイガイ

forge = (鉄を)鍛える

fitness = フィットネス、健康

参考:フジツボ(Wikipedia)

フジツボ

参考:ムラサキイガイ(Wikipedia)

ムラサキイガイ

ボルダリングのホールド(壁についてる石みたいなやつ)がフジツボっぽいので、日本語版の命名は納得。
ちなみにフジツボは「 barnacle(バーナクル)」。

一方英語版は「mussel(ムラサキイガイ)」になってますが、スポーツクラブのステージなので、音的に muscle(マッスル)= 筋肉 と掛けてるのかもしれない。
「 musselforge 」は辞書に載ってなかったので造語っぽいし、forge(鍛える)の意味からしてもその線が濃厚。

余談だけど、ムラサキガイだと思ってたらムラサキイガイでした。

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