英語を勉強中のあなた、
と悩んでいませんか?
もしかしたら問題は語彙や文法じゃなくて、日本語かもしれません。
「話の要点をまとめる力」を伸ばせば、伝わる英語を話すことができるからです。
伝わる英語=短くて要点を押さえた文章
例えば海外旅行でのシーンで、AとBだとどちらがわかりやすい文章でしょうか?
スマホを失くしてしまいました。
旅行会社に連絡をとりたいです。
電話を貸してくれませんか?
Aの文章は状況をより詳しく説明していますが、不要な情報が多すぎて相手は混乱してしまいます。
結局、何をしてほしいかも伝えていません。
Bの方が状況を端的に説明できていて、必要なことが明確にわかります。
状況・問題・お願いの3点に絞って英文を作る
話の要点をまとめるコツは、
- 状況
- 問題
- お願い
の3点に注目することです。(何かをお願いする場合)
先ほどの例文の場合、
- 状況:トラブルがあり、助けが必要
- 問題:財布とスマホを失くしてしまった
- お願い:旅行会社にトラブルを連絡するために電話を貸してほしい
と頭の中を整理した状態で、シンプルで短い英語にして伝えればよいのです。
シンプルにするために、相手にとって必要のない情報は省くことも大事です。
多すぎる情報を与えても、混乱させてしまうだけのことが多いからです。
(ここでは「財布も失くした」と言えば優しい人ならもしかするとお金も貸してくれるかもしれませんが)
先ほどのBの文章を英語で言うなら、
I lost my phone. I want to call travel agency.(問題)
Can I use your phone?(お願い)
多少カタコトでも、これだけ言えればちゃんと伝わります。
正しい文法で丁寧に話そうとする前に、話の重要なポイントを間違いなく伝えることに集中した方がいいです。
英語の前にまずは日本語を頑張ろう
複雑な文法を使わなくても、英会話はできます。
難しい単語を使わなくても、話は通じます。
- できるだけ短く・簡潔に話す
- 状況・問題・お願いを伝える
- 要らない情報は省く
が、伝わる英会話のコツです。
余裕が出てきたら、丁寧な言い方にしたり文法に気をつけたり、他の部分に気を遣えばよいと思います。
相手にわかりやすく伝わるよう、まずは日本語で要点をまとめる力を鍛えましょう。
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