とある図書館の蔵書点検のスケジュールを公開|スキャン冊数の目安も

とある図書館の蔵書点検のスケジュールを公開|スキャン冊数の目安も

図書館には「蔵書点検」という作業があります。

本の棚卸しのようなもので、あるべき本があるか、データと現物を照合してチェックするのです。

前回、うちの図書館で行った蔵書点検の流れをまとめてみました。

 

とある図書館の蔵書点検の例

うちの図書館でおこなった蔵書点検の例をご紹介します。

 

スケジュール

12月:日程調整

6月:人員確保、人数の確認

7月:機器の手配

8月:蔵書点検実施(4日間)

9月:ない本を探す(シールがはがれて別の場所にあったり。薄い本を見落としてたり)

いらない本を除籍・廃棄処分

計画から後処理まで数えると、約10ヶ月に渡る大がかりな作業でした。

頻度は1年に1回だったり、2年に1回だったり。

図書館によります。

 

蔵書点検にあたった人数

このときは8人~10人くらいで作業をしていました。

 

図書館にある本の冊数

およそ21万冊を所有する図書館でした。

4日間で全ての本を確認したので、1日52,500冊、1人あたり5,000冊以上読み込んだ計算になります。

 

蔵書点検でおこなった実際の作業

リモコンのような形のバーコードを読み込むポッドを使って、本の裏表紙に貼ってあるバーコードをひたすら読み込んでいきます。

使用したポッド

MET1000コミュニケーター

 

ポッドの読込み速度の目安

だいたい1時間に1,000冊程度読み込める感じです。

早い人なら1,500~2,000冊。

小さくて軽い本だと早くスキャンできますが、大きくて重い本だと時間がかかります。

 

本のバーコードをスキャンするときのコツ

  • 同じ本を2回以上読み込んでも問題なし。
  • スキャンしてない本があると後々面倒。読み込んだか怪しいときはもう一度スキャンしておこう。
  • 本の並び順で読み込んだ方が後々楽。1冊読み飛ばしたときに、その前後の資料番号を頼りに探すから。
  • 本のタイプによって読込スタイルを変えると楽。1冊ずつ引き抜いてスキャンしたり、全部書架から取り出してスキャンしたり。

 

蔵書点検担当者からオフレコの一言

引継ぎはちゃんとしろ!

ソフトウェアがどこにあるかわかんないぞ!

自分のフォルダに入れんな!

 

とのことです。

後継の人がいらん苦労をしないように、またスムーズに蔵書点検がおこなえるように、マニュアルはきちんとまとめておきましょう。

 

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